人生ぬるま湯主義

つれづれなるままに以下略

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

一歌談欒Vol.2

一首の短歌をとりあげて、複数人でその歌について語ろうという企画「一歌談欒」。第2弾のご案内を申し上げます。 今回の課題短歌は、 3番線快速電車が通過します理解できない人は下がって(中澤系)*1 です。この短歌をもとにして、「解釈レポート」でも「…

一歌談欒Vol.1まとめ

ある一首の短歌について、みんなで好きなことを語っていこうという企画、「一歌談欒」、第一回の参加エントリーまとめです。今回は、 おめんとか具体的には日焼け止めへやをでることはなにかつけること(今橋愛)*1 という短歌についてみなさんに語っていた…

へやをでることはなにかつけること

おめんとか具体的には日焼け止めへやをでることはなにかつけること(今橋愛)*1 生活への気づき、あるいは人生観、のようなものを詠んだ短歌です。以下で細かく見ていこうと思うのですが、注目するポイントは三点。「おめん」について、「日焼け止め」につい…

1/生存者

「1/生存者」(恋人を喪った安田短歌) 最大の山場はとうに過ぎ去ってエンドロールがまだ流れない記憶とは断片だから君でなく君の断片しか愛せない記憶とは断片だからお互いに支え合えずに剥がれてしまうセンチメンタリズムさえも錆びついて日常編に潰され…

一歌談欒 Vol.1

一首の短歌をとりあげて、複数人でその歌について語ろうという企画「一歌談欒」。企画の内容と第一回の流れについて説明します。 【企画内容】 ある一首の短歌を「課題短歌」に設定し、参加者の方々には、その短歌を読んで、短歌をもとにした文章を書いてい…